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【不快感から解放!】簡単にできる大人のゲップの出し方

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お腹が張ってゲップが出そうにも関わらず出ないときは非常にモヤモヤします。

赤ちゃんは背中をトントンするとゲップが出ますが、大人が自分でゲップを出す方法はないのでしょうか?

本記事では次の2点について解説します。

  • ゲップが出る仕組み
  • ゲップの出し方

大人のゲップが出る仕組み

人の体内には、食道と胃のつなぎ目に下部食道括約筋という筋肉があります。この筋肉は、胃に入った食物などが逆流してこないように機能しています。しかし、胃の中の圧力が高まり括約筋が弛緩する(ゆるむ)ことで、胃の中の空気がゲップとしてでます。

人間は食事や会話、呼吸をする時にも無意識的に空気を飲み込んでいます。飲み込んだ空気が一定量たまることでゲップとなって放出されます(一部はおならになります)。

具体的には、以下の流れでゲップが起こります。

  1. 食事や会話、呼吸をする時などに空気を飲み込む。
  2. 空気が胃に溜まる
  3. 胃の中の圧力が高まる
  4. 下部食道括約筋がゆるむ
  5. 空気が胃から口へ逆流する
引用:https://love-spo.com/sports-lab/kaibougaku24.html

食道の収縮力や食道括約筋の圧力は、加齢に伴って低下します。そのため歳をとるとゲップが出やすくなります。

簡単にできる大人のゲップの出し方

下部食道括約筋は自分の意思では動かせないので、ゲップを出すためには胃の中の圧力を高めることがポイントとなります。

飲み物を飲んで胃内の圧力を高める

炭酸水やソーダなどの炭酸飲料を素早く飲むのが効果的です。飲み込むと炭酸飲料に溶けている二酸化炭素が気体となり一気にお腹の圧力を高めてくれます。炭酸飲料が苦手な人は、コップ一杯の水を飲む方法もあります。

食べ物を食べて胃内の圧力を高める

人間はものを食べる時に一緒に空気も意識せずに飲み込みます。

そのため食事を摂ることで、胃内の圧力が高まりゲップを出すことができます。

背中やお腹をトントンと軽く叩く

赤ちゃんのゲップを出す時には背中を軽く叩きますが、大人でも有効な場合があります。
背中やお腹をトントンと叩くことにより胃内の圧力が高まり、下部食道括約筋がゆるむと考えられます。お腹をぎゅーっと押すことが有効な場合もあります。

軽く運動する

ストレッチや軽い運動をすることで胃の圧力が高まり、ゲップが出ることもあります。

ゲップを出すポイントは、胃内の圧力を高めること!

(参考)げっぷの正体は飲み込んだ空気 日本経済新聞