はかりなしで重さを測る方法（体積からの換算＆身近なものと比較！秤アプリは？）

はかりを持っていない時でも、料理などで材料の重さを知りたい場合がありますよね。

この記事では、はかりなしで重さを測る方法を２つのアプローチでご紹介します。

計量カップや計量スプーンを使う方法

この方法では、計量カップや計量スプーンを使って、粉類や液体の体積を測り、それを重さに換算します。
各材料の密度が一定であれば、非常に正確な重さが測定できます。

小さじは5cc(ml)、大さじは15cc(ml)、カップは200cc(ml)です。

それぞれで量ったときの、調味料や食材の大よその重さをまとめています。ぜひお料理にお役立てください。

このページと計量スプーンや計量カップがあれば、はかり（クッキングスケール）などがなくても必要な量が分かるようになります（参考：646食品成分表 東京法令出版）。

よく使う調味料の重さ（砂糖・塩・酢・醤油・味噌）

調味料の小さじ1杯と大さじ1杯、および1カップでの重さを表にまとめたものです。

調味料	小さじ(5cc)	大さじ(15cc)	1カップ(200cc)
砂糖（上白糖）	3g	9g	130g
砂糖（グラニュー糖）	4g	12g	180g
塩（精製塩）	6g	18g	240g
酢	5g	15g	200g
しょうゆ	6g	18g	230g
みそ	6g	18g	230g
（参考）水	5g	15g	200g

その他の調味料・食材の重さ

小さじ1杯と大さじ1杯、および1カップでの重さを表にまとめたものです。

調味料	小さじ(5cc)	大さじ(15cc)	1カップ(200cc)
牛乳	5g	15g	210g
トマトケチャップ	6g	18g	240g
めんつゆ（ストレート）	6g	18g	230g
めんつゆ（3倍濃縮）	7g	21g	240g
小麦粉（薄力粉）	3g	9g	110g
パン粉	1g	3g	40g

身近なものと比較する方法

ざっくりとした重さが分かれば良い場合には、身近なものと比較することで、はかりなしで重さを測ることができます。

身近にあって重さの比較に使えそうなものをいくつか記載しています。

これらの重さはおおよそのものですので、参考程度にしてください。

これらのアイテムは、多くの家庭や職場にあり、ざっくりとした重さの比較に利用できます。

ただし、同じアイテムでも製造メーカーや形状によって重さが若干異なる場合があるため、精密な計測が必要な場合は「はかり」を使用することをおすすめします。

重さを測る秤アプリはあるの？

スマートフォン自体には重さを直接測定するセンサーは通常搭載されていません。

いくつかの方法で重量を推定するアプリは存在したようですが、あくまでも、お遊びや大まかな参考程度というものになります。また、現時点ではアプリストアにはないようです。

ご参考までに、重さを測れるというアプリのしくみです。

スマホで重さを測るアプリのしくみ

タッチセンサーを利用する方法

一部のアプリでは、スマートフォンの画面（タッチセンサー）を利用して物の重さを測定します。これは、スマートフォンの画面に物を乗せると、その物の重さに応じた圧力が画面にかかり、それをもとに重さを推定します。

加速度センサーを利用する方法

一部のアプリは、スマートフォンの加速度センサーを利用して物の重さを測定します。これは、スマートフォンを安定した面に置き、その上に測定したい物を乗せると、その物の重さに応じてスマートフォンがわずかに傾くという仕組みです。この傾きを加速度センサーが検出し、それをもとに物の重さを計算します。

アプリの最新の状況は、App StoreやGoogle Play Storeで「重さ 測定 アプリ」などのキーワードで検索すると見つかる場合がありますが、利用する前にレビューや評価をチェックして、信頼性を確認することをお勧めします。

はかりなしで重さを測る方法まとめ

はかりがない状況でも、計量カップや計量スプーンを活用する方法と、身近なものと比較する方法で簡単に重さを測定することができます。

計量カップやスプーンは体積から重さを精密に計算でき、身近な物との比較は大まかな重さをすぐに知るために便利です。