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【データ量変換】バイト・KB・MB・GB変換ツールと計算方法 〜1GBは何MB?〜

テクノロジー
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バイト、キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)などのデータ量単位を簡単に変換できるツールです。

また、各データ量単位の計算方法も説明しています。

バイト・KB・MB・GB変換ツール

バイト、KB、MB、GB、TB、パケット間の変換を行うことができるツールです。

数値と変換元の単位を指定すると結果が表示されます。


バイト (B) キロバイト (KB) メガバイト (MB) ギガバイト (GB) テラバイト (TB) パケット

※1GB=1,024MB、1MB=1,024KBとして計算しています。
※1パケットは128バイトです。

バイト・KB・MB・GB変換時の計算方法

バイト、KB、MB、GBなどのデータ量単位の変換計算方法について説明します。

基本的な変換関係

データ量の単位間には以下の関係があります。

1KB (キロバイト) = 1,024バイト
1MB (メガバイト) = 1,024KB ≒ 100万バイト
1GB (ギガバイト) = 1,024MB ≒ 10億バイト
1TB (テラバイト) = 1,024GB ≒ 1兆バイト

変換の計算方法

大きい単位から小さい単位への変換:1,024を掛ける
小さい単位から大きい単位への変換:1,024で割る

例えば、1GBをバイトにMBに変換する場合は下記のような計算になります。

1GB × 1024 = 1024MB

したがって、1GBは1024MBに相当します。

ギガ(GB)はメガ(MB)の1000倍?それとも1024倍?

ギガ(GB)は、本来はメガ(MB)の1000倍です。しかし、コンピュータの世界では伝統的に1024倍として扱われることが多く現在も混在している状態です。

  • 1024倍:慣習的な定義。コンピュータの内部処理が2進数に基づいていることによる。
  • 1000倍:国際単位系(SI)の接頭辞に基づく定義。

データ量の単位が1,000ではなく1,024で区切られているのは、コンピュータが二進法で動作するためです。2の10乗が1,024となるためこの数値が使用されています。

実際の利用シーンをチェック

当初はコンピュータ業界では1024倍が基本でしたが、1000倍を採用するケースもあります。

1024倍を使用するケース

  • Windows OS: Windowsは1GB = 1024MBとして計算します。
  • 通信業界のデータ量: 1GB = 1024MBとして計算しています。
  • コンピュータサイエンスの伝統的な定義: 2の累乗に基づく1024倍の換算が長年使用されてきました。

MBとGBでの表示については実際の利用済みデータ量に基づき1GB=1,024MB、1MB=1,024KBとして算出する

データ通信量の表示内容に関する注意事項 | My docomo | NTTドコモ

1000倍を使用するケース

  • MacOS: MacOSは1GB = 1000MBとして計算します。
  • ストレージメーカー: ハードディスクやSSDのメーカーは通常、1GB = 1000MBとして容量を表記します。

2000年代中頃までにはほとんどのストレージメーカーが1000倍の表記を採用するようになりました。また、Appleは2009年にリリースされたMac OS X 10.6(Snow Leopard)から容量表示に10進法(1000倍)を採用しました。これには国際単位系(SI)の規格に準拠して分かりやすさを向上させられる点と、1024倍よりも容量が大きく見えるマーケティング上の利点によるものとされています。

この計算方式の違いにより、同じファイルや同じ容量のストレージでも、WindowsとMacで表示される数値が異なります。例えば、320GBのハードディスクの場合は次のようになります。

  • Windows:約298GBと表示されます。
  • Mac:320GBと表示されます。

ただし、これはあくまで表示上の違いであり、実際に使用できる容量に違いはありません