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【PayPay】本人確認は必要?危険性とメリットデメリットについて

マネー
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昨今、デジタル決済の普及に伴い、PayPayなどのキャッシュレスサービスを利用する人が増えています。

その一方で、本人確認についての疑問や不安も多いようです。

今回は、PayPayの本人確認の危険性や、本人確認しないとどうなるか、本人確認に必要な時間などついて解説します。

PayPayの本人確認の危険性

本人確認が危険と感じる人もいるかもしれませんが、PayPayで本人確認をしても危険はないでしょう。

「PayPay 本人確認 危険」で検索する人の多くは次のような点が不安だと思います。

  • PayPayで本人確認中のセキュリティは万全か
  • PayPayでの本人確認完了後に、情報流出の危険性はないか

PayPay社自体の信頼性

PayPayは日本でシェアNo.1のQRコード(バーコード)決済サービスです。多くのユーザ数を抱えており、実際に実施した決済回数も半年で20億回を超えています。サービス運営元のPayPay社もセキュリティやプライバシーに配慮しており、信頼性が高い企業です。危険性は極めて少ないと言えるでしょう。

  • 登録ユーザー数:5,100万を突破
  • 決済回数:2022年度上期において23億回超
引用元:PayPay公式サイト:情報セキュリティ体制

PayPayのセキュリティ対策

本人確認は利用者が正確に自分自身であることを証明し、不正利用を防ぐための手段です。

情報漏えいのリスクが心配な方もいるかもしれませんが、PayPayは個人情報を厳重に管理し、不正アクセスやデータの改ざん、漏洩からユーザーを保護するための措置を講じています。

PayPayでは下記の観点でセキュリティ対策講じています。

クレジットカード決済に関するセキュリティ基準である「PCI DSS」の認定を取得しています。その安全性が国際水準であると客観的に認められたことになります。

  • フィッシングサイト対応
  • 脆弱性診断
  • データ保護
  • 不正な通信の監視
  • 調査分析
  • 社内教育 / 訓練
  • PCI DSS認証の取得
  • ISMS認証の取得
  • ヤフー株式会社と連携
  • データ送受信のセキュリティ

(参考:PayPayのセキュリティに対する取り組み

マイナンバーカードでの本人確認の危険性

マイナンバーカードを使って本人確認を行う際の危険性としては、マイナンバーカード自体に記載されている情報が第三者に漏れることが挙げられます。

しかし、同社は情報保護に対する高い基準を設けており、ユーザーの情報を安全に保つためのルールや手順を整備しています。マイナンバーカードであるからといって、危険ということはないでしょう。

PayPay本人確認は必要?完了後にできることとメリットデメリット

本人確認は必須ではありませんが、多くの機能を利用するためには必要です。

本人確認をするとできること

PayPayで本人確認をすると次のようなことが可能になります。

  • 銀行口座からのチャージ
  • 使えるサービス・お店が増える(保険のお支払いや「Amazon.co.jp」など)
  • 支払い上限を最大50万円(過去24時間)まで引き上げられる

逆に、本人確認をしないと、一部のサービスが利用できなくなります。例えば、一定額を超える支払いや、銀行口座への出金が制限されることがあります。

また、本人確認を行わないことで、あなたのアカウントが不正利用された場合に、迅速な対応が難しくなる可能性もあります。

次の表は本人確認の前後で、できることを整理しています。

機能本人確認前本人確認後備考
銀行口座からのチャージ×
PayPayマネー限定の利用×保険・家賃・金券ショップなどでの利用
Amazonでの利用×
クレジットカードの支払上限上限5,000円(過去24時間)
上限5,000円(過去30m日間)
上限2万円(過去24時間)
上限5万円(過去30日間)
PayPayカード以外のクレジットカード
PayPayカード会員向けクレジット支払上限上限10万円(過去24時間 )
上限10万円(過去30日間)
上限50万円(過去24時間 )
上限200万円(過去30日間)
本会員の場合
参考:PayPay公式サイト

PayPayではマネーロンダリングやテロ資金供与を防止するため、犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づき、一定の取引を行う際に、本人確認(お客様の氏名、住所、生年月日、取引の目的、職業などの確認)を行っています。

メリットデメリット

PayPayの本人確認のメリットデメリットをまとめました。

本人確認を実施すればPayPay活用の幅が広がります。デメリットといえば少し手間がかかることと、個人情報を提出することくらいです。

メリットデメリット
・銀行口座からのチャージ
・使えるサービス・お店が増える
(保険や「Amazon.co.jp」など)
・支払上限を50万円(過去24時間)まで増額可
・本人確認手続きが必要
・個人情報を提示する必要がある

PayPay 本人確認にかかる時間

本人確認の申請後、本人確認の結果がでるまで最短当日から3日程度かかります。

PayPayの本人確認の方法としては次の3つがあります。

  • マイナンバーカードで本人確認をする(公的個人認証サービス)
    最短2分で申請完了します。マイナンバーカードのICチップを読み取ることにより、ICチップに格納されている署名用電子証明書の情報を利用することで本人確認が完了します。
  • 運転免許証で本人確認をする(運転免許証のICチップ読み取りによる本人確認)
    最短2分で申請完了します。運転免許証のICチップを読み取ることにより、ICチップ内に記録された情報を利用することで本人確認が完了します。
  • マイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書で本人確認をする(書類撮影による本人確認)
    本人確認を申請後、審査は最短当日から3日程度で完了します。