クレジットカードの解約は、「手続きが面倒そう」「どこに連絡すればいいかわからない」と後回しにしてしまいがちです。しかし、楽天カードの解約手続き自体は非常にシンプルで、カードの種類によってはスマホのチャット操作だけで数分で完了します。
ただし、事前の確認を飛ばしていきなり解約してしまうと、貯まっていたポイントが消滅したり、予期せぬ引き落としエラーでトラブルになったりする恐れがあります。
この記事では、楽天カードを1円の損もなくスムーズに解約するための全体フローと、絶対に確認すべき事前準備についてわかりやすく解説します。
楽天カード解約の全体フロー
解約を思い立ってから完了するまでは、大きく分けて4つのステップで進みます。まずは全体の流れを把握しましょう。
ここからは、各ステップで具体的に何をすればいいのかを順番に解説します。
楽天カード解約の各ステップ実施内容
ステップ1 事前準備を済ませる
手続きを始める前に、必ず以下の準備が終わっているか確認してください。ここを飛ばして解約してしまうと、思わぬ損失や信用情報への悪影響につながる可能性があります。
必須チェックリスト
| 確認項目 | 詳細 |
|---|---|
| 楽天Edyの残高を使い切る | 解約するとEdyは一切使えなくなります。コンビニなどで1円残らず使い切ってください。 (※別の楽天カードへ切り替える場合は移行可能ですが、完全解約の場合は使い切る必要があります) |
| 期間限定ポイントを消化する | 通常ポイントは会員を退会しなければ解約後も残りますが、 有効期限の短い期間限定ポイントは失効しやすいので先に使ってしまいましょう。 |
| 公共料金やサブスクの支払先を変える | 電気代やスマホ料金などを楽天カードで払っている場合、引き落としエラーになり未納扱いになります。 必ず別のカードや口座振替に変更してください。反映に時間がかかるため早めの手続きを。 |
| 契約月を確認する(有料カードのみ) | プレミアムカードやゴールドカードは、契約月を過ぎるとその年の年会費が満額発生します。 楽天e-NAVIで契約月を確認し、必ずその前月までに解約しましょう。 |
| 未払い残高を確認する | リボ払いや分割払いの残債がある場合、解約後も支払い義務は残ります。 毎月引き落とされるか、一括返済の手続きが必要です。 |
| 家族カード・ETCカードの確認 | 本カードを解約すると、紐づく家族カードやETCカードも自動的に解約されます。 使えなくなることを事前に家族へ連絡しておきましょう。 |
ステップ2 手続きする窓口を確認する
楽天カードは、お手持ちのカードの種類によって解約手続きを行う窓口が異なります。
ご自身のカード券面を確認し、どこへ連絡すべきかを把握してください。
| カード種類 | 窓口 | 営業時間 |
|---|---|---|
| 年会費無料の「楽天カード」・家族カード | 楽天e-NAVI(チャットサポート) | 9:30〜25:30 |
| 「楽天プレミアムカード」・「楽天ゴールドカード」 | カード裏面記載のコンタクトセンター(電話) | 9:30〜17:30 |
| 「楽天銀行カード」 | 楽天銀行カスタマーセンター(電話:0120-776-910) | 9:00〜17:00 |
※楽天ブラックカードやその他の提携カードなど、特殊なカードをお持ちの場合はそれぞれの専用窓口を確認してください。
ステップ3 実際に解約手続きを行う
窓口がわかったら、いよいよ手続きを進めます。最も利用者の多い無料カードと、有料カードの手順は以下の通りです。
手続きの際は、カード番号や暗証番号がすぐにわかるよう、手元にカードを用意しておくとスムーズです。
無料カードの場合(チャット手続き)
深夜までオペレーターが対応してくれるため、日中忙しい方でも安心です。
- スマホやパソコンから「楽天e-NAVI」にログインする
- チャットサポートのページを開く
- 問い合わせ内容から「カードのご解約」を選ぶ
- 画面の質問に従って必要事項を入力し、送信する
- オペレーターから解約完了の案内を受け取り、終了
有料カードの場合(電話手続き)
電話口で引き留められることは基本ありませんので、案内に従って進めてください。
- カード裏面に記載されているコンタクトセンターの番号を確認する
- 営業時間内に電話をかけ、オペレーターに解約の意思を伝える
- オペレーターの案内に従って手続きを完了させる
※カードが手元にない場合(紛失・盗難)
いきなり解約手続きをするのではなく、まずは「楽天カード紛失・盗難専用ダイヤル(24時間対応)」へ連絡し、カードの利用停止を最優先で行ってください。その後、コンタクトセンターへ解約の旨を伝えます。
ステップ4 手元のカードを安全に処分する
無事に解約手続きが終わっても、カードをそのままゴミ箱に捨ててはいけません。
カードの表面には番号や名前、裏面にはセキュリティコードといった重要な個人情報が詰まっています。
正しい処分方法
- ハサミやシュレッダーを使い、特にICチップ・磁気ストライプ・カード番号部分を確実に細かく切断する。
- 復元されるリスクを減らすため、破片を数回に分けて別々のゴミ袋に入れて捨てる。
これで楽天カードの解約手続きはすべて完了です。
なお、住宅ローンの審査などで「解約証明書」が必要になる場合は、残高の支払いがすべて完了(完済)した後にコンタクトセンターへ電話で申請することで発行してもらえます。
(参考)解約せずに「切り替える」という選択肢
もし「今のカードの年会費が高いから」という理由で解約を考えているのであれば、完全に解約するのではなく、年会費無料の楽天カードへ「ダウングレード(切り替え)」することも検討してみてください。
クレジットカードの短期解約は信用情報に影響を与えることもありますが、切り替えであればその心配もありません。ご自身の状況に合った最適な方法を選択してください。