日本発の国際ブランドとして、多くの方がメインカードに選んでいるJCBカード。「今月の請求はいつまでの分?」「引き落とし日までに口座にいくら準備しておけばいい?」と、ふと支払いスケジュールを確認したくなることがありますよね。
クレジットカードを無理なく計画的に使い続けるためには、支払いサイクルの正確な把握が家計管理の第一歩です。
この記事では、JCBカードの締め日と引き落とし日の基本ルールをはじめ、登録している銀行口座によって異なる「残高不足時の再引き落とし対応」、そして2025年4月から新しく導入された遅延時の「事務手数料」など、公式サイトの最新情報に基づいて詳しく解説します。
JCBカードの締め日と引き落とし日の基本スケジュール
まずは日々利用した金額がいつ集計され、いつ指定の銀行口座から引き落とされるのか、基本となる支払いサイクルを正確に把握しておきましょう。
原則は「毎月15日締め・翌月10日払い」
JCBカードのご利用代金は、原則として「毎月15日締め切り、翌月10日払い」に設定されています。
たとえば、1月16日から2月15日までにスーパーやコンビニ、ネットショッピングなどで利用した金額が集計され、翌月の3月10日に指定の銀行口座から引き落とされるという流れです。全体像を把握しやすいよう、以下の表でスケジュールを確認してください。
【JCBカードの締め日・引き落とし日スケジュール例】
| 利用期間(例) | 締め日 | 引き落とし日 |
|---|---|---|
| 1月16日 ~ 2月15日 | 2月15日 | 3月10日 |
| 2月16日 ~ 3月15日 | 3月15日 | 4月10日 |
※ETCカードの利用分に関してはスケジュールが異なり、毎月1日〜月末までの利用分が、翌々月の10日に引き落としとなります。また、店舗からJCBへ売上データが到着するタイミングによっては、15日ギリギリの買い物が翌月分に計上されず、翌々月の請求にズレ込む可能性があります。
10日が土日祝日の場合は「翌営業日」に持ち越し
引き落とし日である毎月10日が、土曜、日曜、あるいは祝日と重なってしまった場合、金融機関が休業日のため、引き落としは「翌営業日」に行われます。前倒しで9日などに引き落とされることはありません。
ゴールデンウィーク直後の5月10日や、お盆休み、年末年始などを挟む場合は、実際の引き落とし日がカレンダーの後ろへとズレることになります。連休中にうっかり口座の残高を別の用途で使ってしまわないよう、余裕を持った事前入金を心がけるのが安全です。
口座残高が不足していた!引き落とし日に間に合わない時の対処法
どれだけ気をつけていても、うっかり口座への入金を忘れてしまうことは起こり得ます。引き落とし日の10日に残高不足になってしまった場合の対処法を解説します。
「自動再引き落とし」の有無は設定口座によって異なる
JCBカードの場合、残高不足の際に自動で再度引き落とし(再振替)が行われるかどうかは、お客様が登録している金融機関によって異なります。
一部の金融機関では、毎営業日や特定の日付で再引き落としが行われる場合がありますが、再振替設定がされていない金融機関の場合は、待っていても口座から引き落とされることはありません。残高不足に気づいたら、まずはカードの裏面に記載されているカード発行会社へ連絡し、ご自身の口座の再引き落としルールの確認と対処法を仰ぐことが重要です。
指定口座へ振り込む場合は「二重払い」に注意
自動再引き落としが行われない場合や、いち早く支払いを済ませたい場合は、JCBが指定する銀行口座へ直接振り込むなどの対応が必要になります。
ただし、ここで注意が必要なのが「二重払い」のリスクです。金融機関側で自動再引き落としの処理が進んでいるタイミングで、ご自身で指定口座へ振り込み手続きを行うと、両方から支払いが行われてしまう可能性があります。二重の支払いを防ぐため、振り込みで支払う場合は、請求月の月末まで引き落とし口座の残高を請求金額より少なく調整するなどの対応が推奨されています。
放置は厳禁!利用停止と「事務手数料(440円)」のペナルティ
「数日くらい遅れても大丈夫だろう」と支払いの遅れをそのままにしておくのは非常に危険です。JCBカードでは、引き落としができなかった場合、支払いの確認ができるまでカードの利用が制限されます。指定口座への振り込みで支払った場合でも、JCB側で入金確認ができるまでに数日(振込タイミングによっては翌営業日扱いなど)かかり、カードの利用再開は確認後からさらに最短翌日〜数日後となります。
さらに、支払期日を過ぎると所定の利率に基づく「遅延損害金」が発生するだけでなく、2025年4月10日のお支払い分からは、支払いが間に合わなかった月ごとに「事務手数料」として440円(税込)が追加請求されるルールが導入されました。
※この事務手数料は、対象お支払い日の翌々月(または3ヶ月後)にカード利用代金とあわせて請求されます。
支払いの遅れが長引くと信用情報にも傷がつくため、どうしても期日までの支払いが厳しい事情がある場合は決して放置せず、早めにカード会社へ相談することが大切です。
支払いをコントロールする!JCBカードの便利な機能と注意点
最後に、月々の支払いを無理なくコントロールし、JCBカードをさらに賢く使いこなすための便利な機能と注意点をご紹介します。
「MyJCB」で利用金額や請求明細をこまめにチェック
JCBカードの会員専用WEBサービス「MyJCB」や公式アプリを活用すると、毎月の請求金額だけでなく、未確定の利用明細や現在のポイント残高などを一目で確認できます。JCBカードの請求金額は毎月24日前後に確定するため、給料日あとなどに「来月10日にいくら口座に残しておけばよいか」の資金計画が立てやすくなります。
「ショッピングリボ払い」「分割払い」は手数料をしっかり確認
請求金額が確定したあとに、一括払いを「ショッピングリボ払い」や「ショッピング分割払い」に変更できる便利な機能があります。今月の支払いがどうしても厳しいという場面で、一時的に月々の負担を平準化できる機能です。
ただし、利用にあたっては所定の手数料(年率)が発生します。キャンペーンなどでポイントが付与されることもありますが、最終的に支払う手数料の総額をしっかりと計算し、本当に必要な時だけ計画的に利用することが大切です。公式サイトなどが提供するシミュレーションを活用し、手数料額を事前に把握してから利用を検討しましょう。
(参考情報)
