「スマホとのセット割で通信費を抑えたい」「フレッツ光から光コラボに乗り換えたいけど、転用承諾番号って何?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではフレッツ光の転用承諾番号について、取得方法から注意点まで、最新情報をもとにプロがわかりやすく解説します。
転用承諾番号とは?なぜ必要?
そもそも「フレッツ光の転用」とは?
転用とは、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」の回線設備をそのまま利用し、他の事業者(光コラボレーション事業者)のサービスに切り替えることです。
新たな回線工事は原則不要で、契約先がNTTから光コラボ事業者に変わります。プロバイダ料金が一体化され、スマホとのセット割が適用されるなど、月々の通信費が安くなるケースも多いのが特徴です。
この「転用」手続きの際に必須となるのが転用承諾番号です。
転用承諾番号はNTT東西発行の11桁の番号
転用承諾番号は、NTT東日本・西日本が発行する11桁の英数字で構成された番号です(例:E-1234-567890)。
これは、フレッツ光から光コラボレーション事業者へ契約を切り替える際に「このお客様は転用を承諾しました」と証明する“引継ぎ番号”の役割を果たします。
この番号を乗り換え先の光コラボ事業者に伝えることで、工事不要でスムーズな乗り換えが可能になります。
【簡単3ステップ】転用承諾番号の取得方法
転用承諾番号は、NTT東日本・西日本の公式サイト(Web)または電話で取得できます。Webなら24時間対応(メンテナンス時を除く)でおすすめです。
Step1: 準備するものを確認
- フレッツ光のお客様ID(CAF/COP/Lで始まる番号)
- ひかり電話番号(利用中の場合)
- 契約者名
- フレッツ光の設置場所住所
- 支払い方法の情報(請求書やWeb明細で確認)
Step2: NTTの窓口で番号を取得
エリア | Web | 電話 |
---|---|---|
NTT東日本 | https://flets.com/tenyou/ (受付時間 8:30~22:00) | 0120-140-202 (受付時間 9:00~17:00) |
NTT西日本 | https://flets-w.com/collabo/tenyou/entry/ (受付時間 8:30~22:00) | 0120-553-104 (受付時間 9:00~17:00) |
※土日祝も受付。年末年始は除く
Step3: 番号を正確に控える
Webの場合は画面に表示、電話の場合は口頭で伝えられます。
スクリーンショットやメモで必ず正確に控えてください。
転用承諾番号を取得した後の流れ
- 乗り換えたい光コラボ事業者を選ぶ(ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど)。
- 公式サイトから「転用」で申し込み。
- 取得した11桁の転用承諾番号を入力。
- 事業者から契約内容や切り替え日の連絡があり、当日は自動的に新サービスへ切り替え。
よくある質問(Q&A)・まとめ
よくある質問
Q1. 転用承諾番号がなくても乗り換えできる?
A1. フレッツ光から光コラボへの転用には必須です。光コラボ間の乗り換えは「事業者変更承諾番号」が必要です。
Q2. 取得したけど使わなかったら?
A2. 有効期限(15日間)が過ぎれば自動的に無効となり、フレッツ光の契約もそのまま継続、違約金も発生しません。
Q3. 引っ越しと同時に転用したい
A3. 可能ですが手続きが複雑になるため、「先に引っ越し」「先に転用」いずれかを済ませてから次の手続きを行うのがスムーズです。
まとめ
- 転用承諾番号は、フレッツ光から光コラボへの乗り換えに必須の11桁英数字。
- 取得はNTT東日本・西日本のWebまたは電話で簡単・無料。
- 有効期限は15日間なので、取得後は早めに申し込みを。
- 契約者本人による手続きが必要、不審な勧誘には注意。
- 取得しただけでは解約にならないので安心して手続き可能。
(参考情報)