買ってはいけないノートパソコンの特徴はコレ

ノートパソコンは一度買うと数年は使うもの。そのため後悔しない選択をしたいですよね。

ノートパソコンを検討する際には、気をつけるべきポイントというのがあります。

本記事では買ってはいけないノートパソコンの特徴とおすすめのノートパソコンを紹介します。

買ってはいけないノートパソコン

買ってはいけないノートパソコンの特徴を、項目ごとに見ていきましょう。

処理速度が低いパソコンでは、タスクの実行に時間がかかります。

アプリケーションの起動や切り替え、ウェブページの読み込みなどが遅くなり、作業効率が低下します。特に、複数のプログラムやタブを同時に開いて作業する場合には、処理速度の低下が顕著に現れます。

比較的軽い作業でしか使わないので、性能が低くてもいいという人もいると思います。ただし、軽い作業であったとしても応答性が低くなり、操作の遅延やフリーズが発生することがあります。これにより、ストレスやイライラが生じ、作業効率やユーザー体験が低下します。

パソコンで見るべき3大ポイントは、CPU、メモリ、ストレージです。2023年時点で目安となるスペックは次のとおりです。

CPU：「第12世代 Intel Core i5」もしくは「AMD Ryzen 5」以上
（PassMarkというベンチマークのスコアだと、15,000以上が快適に使える1つの目安になります）

メモリ：最低8GB（予算に余裕のある人は16GB）

ストレージ（SSD）：256GB以上
（足りなくなった場合は、後から外付けストレージで増やすことができます）

ノートパソコンは携帯性が求められるデバイスですので、自分に合ったサイズと重さを選ぶことが重要です。

大きすぎるノートパソコンは持ち運びが不便であり、小さすぎるノートパソコンは使い勝手が悪い場合があります。使用目的や予定される使用環境に応じて、適切なサイズと重さを検討しましょう。

BCNランキングによる販売台数シェアを見ると、最も売れている画面サイズは15.6インチ、それに次いで13.3インチということがわかります。

画面サイズの大きなパソコンは見やすいものの、本体の重さがネックになります。一般的に、13インチ以下のノートパソコンは比較的軽量で、持ち運びが容易です。

同じ13インチのノートパソコンでも、軽いものは634グラム（FMV LIFEBOOK UHシリーズ）から、重いものでは1.4キログラム（ThinkPad L13シリーズ）まで倍以上の幅があります。

単純に画面サイズだけで選ぶのではなく、重さも忘れずチェックするようにしましょう。持ち運びを重視するなら1キログラム程度が良いでしょう。

ノートパソコンのバッテリー寿命は、利便性に大きく関わります。

バッテリー寿命が短いノートパソコンは、充電が頻繁に必要であり、外出先や移動中に使用する際に不便を生じる可能性があります。長時間のバッテリー駆動が必要な場合は、バッテリー寿命に注目してノートパソコンを選ぶことが重要です。

一般的に使われている、JEITA 2.0バッテリー測定法は、バッテリー性能を比較するための一つの参考にはなりますが、実際の使用状況とは大きな乖離があります。そのため、目安としてはメーカー仕様の半分くらいというケースが多いでしょう。

項目	基準値	問題点
画面輝度	150カンデラ以上	150カンデラはやや暗く、明るさを上げるとそれに応じてバッテリーの減りも増加
無線LAN	アクセスポイントに接続した状態（通信の有無は問わない）	インターネットと常に通信しながら利用という一般的な使い方が反映されていない
測定項目	下記2項目の平均時間・動画の連続再生可能時間・デスクトップ画面表示継続時間	動画再生および画面表示は最新のパソコンにとっては非常に負荷の小さい処理で、何もしていない状態に近い