0120で始まるフリーダイヤルは着信者課金で電話を受ける側に通話料が発生する電話番号です。
そのため、通常であれば携帯電話から発信しても通話料は発生しません。しかし、0120を使っていても携帯電話からの通話を受け付けていない場合もあります。
この記事では、携帯電話から0120へかける際に知っておくべき点について解説します。
携帯からフリーダイヤル(0120)の料金
0120で始まるフリーダイヤルは着信者側に通話料が発生する電話番号です。
そのため、携帯電話から発信しても、発信者側は無料で通話することができます。
一方で着信者側には着信通話料が発生します。
通常は下記のような区分で通話料が設定されており、固定電話からの着信よりも、携帯電話から着信した場合の方が着信者側にかかる料金が高くなります。
発信元 | 通話料金(全国一律) |
---|---|
固定端末から着信(IP電話含む) | 8.5円(税込9.35円)/180秒 |
携帯電話から着信 | 10円(税込11円)/20秒 |
公衆電話から着信 | 30円(税込33円)/60秒 |
携帯からフリーダイヤルへのかけ方
携帯からフリーダイヤルへのかけ方とかからない場合の対策について説明します。
携帯からフリーダイヤルへのかけ方
携帯からフリーダイヤルへかけるには、シンプルに0120から始まる番号を押せばOKです。
通常の固定電話や携帯電話へかける時と同じように電話することができます。
フリーダイヤルへ発信できない場合の対応方法
0120の番号へかけようとしても携帯電話から電話がかけられない場合があります。
これは0120のサービスを利用する企業が、携帯電話からの通話にかかるコストを抑えるために、携帯電話からの通話を制限しているためです。
フリーダイヤルへ携帯電話から発信する際には、以下の点に注意しましょう。
- 携帯電話からの通話を制限している場合がある
- 制限されているかどうかは番号を見ただけではわからず、0120番号の契約者の設定次第
0120へ携帯電話から発信できない場合の代替方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 固定電話から発信する
- 公衆電話から発信する
- 050から始まるIP電話やIP電話アプリから発信する(この場合は携帯から発信してもIP電話扱いとなります)。
0120以外のフリーダイヤル番号
0120の他にも、0800という番号でも同じく着信課金が提供されています。0120と0800は、どちらも着信者課金で通話料が発生する点は同じです。
NTTコミュニケーションズやKDDI、ソフトバンクなどの通信事業者が提供しています。
0120は番号が空いていないケースもあり、企業によっては0800を採用している場合があります。
まとめ
0120は、着信者課金で通話料が発生する電話番号です。
通常であれば携帯電話から発信しても通話料は発生しませんが、サービスによっては携帯電話からの通話を制限している場合もあります。