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ビジネスメールでの「はてなマーク」、「びっくりマーク」の使い方

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ビジネスメールは、適切なマナーやフォーマットを守り、相手に誠実で丁寧な印象を与えることが求められます。

しかし、時には表現の幅を広げるために、はてなマークやびっくりマークを使いたいと考えることもあるでしょう。

ここでは、ビジネスメールでのはてなマーク、びっくりマークの使い方について解説します。

ビジネスメールでの「はてなマーク」、「びっくりマーク」に関する一般的な考え方

ビジネスメールでの文末は「。(句点)」で終わるのが基本です。

まずは「。(句点)」で文書を終えるのがスタンダードであると覚えておきましょう。

その上で、どのようなケースで「はてなマーク」や「びっくりマーク」を使えるのかを見ていきたいと思います。

ビジネスメールで「はてなマーク」、「びっくりマーク」を使用してもいいケース

はてなマークやびっくりマークは、強調や感情表現として使われることが多いです。ビジネスメールでは、以下のような場合には使用しても問題ないと思われます。

相手との関係性

まずは、相手との関係性を考慮します。初対面や数回しかやり取りしていない場合は、はてなマークなどの使用を避けるのが望ましいです。相手が目上の人の場合も、避けるべきでしょう。

また、使うべきか、使わないべきかで迷った場合は、使わないほうが無難です。

下記のような状況であれば、使っても良いのではないでしょうか。

  • 相手がビジネスメールで「はてなマーク」などを使ってくる場合
  • ちょっとした雑談や冗談を言い合えるような仲

使用シーン

はてなマーク、びっくりマークの使用シーンです。

はてなマークには質問であることを強調する役割、びっくりマークには感謝などの強調や感情を伝える役割があります。

  • はてなマーク
    • 相手に対して質問を強調したいとき
  • びっくりマーク
    • 感謝や賞賛を表現する場合
    • 文章に感情を添えたい場合

使用時の注意点

使用時には相手との関係性に加え、はてなマークやびっくりマークの使用頻度にも注意しましょう。

過剰に使用するとくどいと思われたり、誤解を与えたりすることもありますので、節度ある使い方を心がけましょう。

日本ではいつからはてなマークが使われ出した?公用文での使用は?

この項目では参考情報として、日本ではてなマークやびっくりマークが使われ出した時期や、公文章での利用についてお伝えします。

日本で使われ出したのは明治時代から

疑問符(?)や感嘆符(!)は、もともとは欧米の文章で使われていましたが、日本では明治20年(1887年)頃から使われ出したようです。

参考:コトバンク

公用文での使用について(文化庁の資料より)

文化庁の「公用文作成の考え方」から参考となる考え方をお伝えします。

公用文に関しても、状況に応じて使用が許容されているようです。

会話をそのまま書き表した文などでは、「?」を用いないと意味が通じな いような場合や、「!」を用いた方がより明快に伝わる場合がある。公用文においても解説・広報等の文書、また、発言をそのまま記載する記録などにおいては、必要に応じて使用して差し支えない。

文化庁 公用文作成の考え方

以上が、ビジネスメールでのはてなマーク、びっくりマークの使い方についての解説です。

ビジネスメールにおいては、正確かつ明瞭な文章表現に加え、マナーやフォーマットを守ることが求められます。

はてなマークやびっくりマークを使う場合には、相手に与える印象や相手との距離感に注意して、適切に使用するようにしましょう。