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【外貨預金】金利の高い銀行ランキング

マネー

円預金の金利が低い今、外貨預金で資産運用を検討している方も多いのではないでしょうか?

しかし、外貨預金は金利だけでなく、為替リスクや手数料なども考慮する必要があります。

そこで、この記事では、最新の外貨預金金利ランキングと、外貨預金を選ぶ際の注意点について解説します。

外貨預金の金利の高い銀行ランキング

外貨預金の金利が高い順にランキング形式で整理しました。

期間が書いてあるものは定期預金で、1年定期の金利で順位づけしています。

金利トップのSBI新生銀行は、高金利で個人顧客を開拓するとともに、ドルの調達コストが上がるなかで融資の原資を確保する狙いのとのことです。

(参考)三井住友銀行やSBI新生銀行、ドル預金の高金利維持 米長期金利低下でも – 日本経済新聞

順位銀行名普通預金1ヶ月3ヶ月6ヶ月1年
1SBI新生銀行0.01%3.50%4.60%5.5%5.5%
2住信SBIネット銀行0.50%2%4.10%5.2%4.9%
3auじぶん銀行0.30%12%4.10%4.9%4.9%
4ソニー銀行0.70%3%4%5.1%4.7%
5三井住友銀行0.01%1.0%3.7%5%4.5%
6イオン銀行0.15%2.8%3.05%3.3%4.0%
7楽天銀行0.01%0.41%0.71%1.01%1.21%
8三井住友信託銀行0.01%0.01%0.01%0.01%0.01%

auじぶん銀行の1ヶ月定期は12%を非常に高金利ですが、満期になると外貨普通預金へ払い戻されます。あくまでもキャンペーン的な金利と理解しておきましょう。

外貨預金を選ぶ際の注意点

外貨預金は、円預金よりも高い金利が期待できる魅力的な金融商品ですが、いくつか注意すべき点があります。

外貨預金を検討している方は、金利が高いかどうか以外にも、次のようなデメリットを理解しておくことが大切です。

・為替変動リスク
・手数料
・預金保険制度の対象外

為替変動リスク

外貨預金は文字通り、円をドルなどの外貨に変えて預金をします。

為替変動は、外貨預金の価格に大きな影響を与えます。円安になると外貨預金の価値が上がり、円高になると外貨預金の価値が下がります。

収益が得られるか損失が発生するかについて考えたとき、「円と外貨の金利差」と「為替変動」により下記の4パターンが想定されます。

外貨の方が金利が高く円安になっているタイミングであれば収益を得ることができますが、それ以外のパターンでは必ずしも収益を得られるわけではありません。

パターン外貨預金の損益備考
金利  :円<外貨
為替変動:円安
収益発生
金利  :円<外貨
為替変動:円高
ケースバイケース金利の差と為替変動幅による
金利  :円>外貨
為替変動:円安
ケースバイケース金利の差と為替変動幅による
金利  :円>外貨
為替変動:円高
損失発生

手数料が高い

外貨預金には、預け入れ手数料、払い戻し手数料などの手数料がかかります。これらの手数料は、外貨預金の利益を圧迫する可能性があります。

主な銀行の外貨預金手数料をまとめてみました。

例えば1ドルを買うのにかかる手数料は6銭〜1円です。仮に1ドル135円として1円の手数料がかかったとした場合、それだけで0.74%のマイナスとなります(1/135*100=0.74%)。

手数料が意外とかかるということが理解いただけると思います。

通貨名楽天銀行三菱UFJ銀行三菱UFJ銀行
(オンライン)
三井住友銀行住信SBIネット銀行ソニー銀行
米ドル25銭1円25銭1円6銭15銭
ユーロ25銭1円40銭25銭1円40銭14銭15銭
英ポンド45銭4円50銭4円24銭45銭
オーストラリアドル45銭2円50銭2円50銭24銭45銭
ニュージーランドドル45銭2円50銭2円55銭24銭45銭

(参考ページ)
楽天銀行
東京三菱UFJ銀行
三井住友銀行
住信SBIネット銀行
ソニー銀行

外貨預金は預金保険制度の対象外

外貨預金は、預金保険制度の対象外です。万が一、金融機関が破綻した場合、預け入れた外貨はすべて失われる可能性があります。

預金保険制度は、​金融機関が破綻した場合に、​預金者が受け取れる金額を保障する制度です。​

外貨預金のリスクを消し去るFXのメリットとは

外貨預金とFXは、どちらも為替差益を狙うことができる金融商品ですが、FXの方がメリットが多いと言えます。

FXは、外貨預金と異なり、レバレッジを活用することで、少ない資金で大きな利益を狙うことができます。また、FXは24時間取引が可能なので、為替変動のタイミングを逃さずに取引することができます。

外貨預金に興味がある方は、FXも検討してみてはいかがでしょうか。

  • 24時間取引可能
  • レバレッジを活用できる
  • 低コスト
  • リスクが高い(レバレッジを低くするとリスクは外貨預金と同程度

外貨預金は、リスクを抑えて資産を運用したい方に適しています。一方、FXは、リスクを許容して大きな利益を狙いたい方に適しています。ただし、レバレッジを低く抑えることでリスクを外貨預金と同等にすることも可能です。

外貨預金とFXの比較

項目外貨預金FX
取引時間平日の9:00~15:0024時間
レバレッジなし1~25倍
取引手数料預け入れ手数料、払い戻し手数料、為替手数料などスプレッドのみ
リスク為替変動リスク為替変動リスク、レバレッジリスクなど
預金保険制度の対象なしあり
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