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交通安全協会に入らないデメリットとは?加入率や更新ハガキについて

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交通安全協会は、交通安全の普及啓発活動や地域の交通安全活動に取り組んでいる団体です。免許更新時に入会を勧められることが多いですが、入会するかどうかは任意です。

入会するとなった場合は、数千円程度の会費がかかるので迷っている人もいるでしょう。

本記事では、交通安全協会に入らないデメリットの実態や実際に入会している人の割合などについて解説します。

知ってるようで知らない「交通安全協会」とは?更新ハガキや加入率

交通安全協会とは

交通安全協会は、日本の非営利団体で、道路交通の安全を目的としています。

全国組織である全日本交通安全協会の他、都道府県、警察署管轄区域に単位組織が設置されています。

交通安全協会とは、道路交通の安全を目的とする日本の非営利団体です。全国組織である全日本交通安全協会の他、都道府県、警察署管轄区域に単位組織が設置されています。

主な事業内容は、以下のとおりです。

  • 交通安全運動の実施
  • 自動車・原動機付自転車の運転免許証更新の伝達・更新事務
  • 申請書や収入証紙の委託販売業務
  • 交通安全グッズの頒布
  • 交通安全功労者の表彰及び、国や全国法人への表彰推薦

(参考サイト)一般財団法人 全日本交通安全協会

交通安全協会に入らなくても更新ハガキはくる

交通安全協会に入会しなくても、運転免許の更新通知ハガキは各都道府県の公安委員会から送付されます。

そのため更新案内を目的として交通安全協会に入る必要は現時点ではありません。

交通安全協会の加入率は?

一例として徳島県での交通安全協会加入率を紹介すると49.6%です。

(引用元:県内の16交通安全協会 止まらぬ会員離れ 徳島新聞

その他の地域でも概ね加入率は3〜5割程度(入らない人の割合は5〜7割程度)となっています。

交通安全協会に入らないデメリット

交通安全協会に入るかどうかは、個人の判断によるものです。交通安全協会に入らない場合でも、大きなデメリットはありません。

ただし、交通安全協会に入ることによって得られるメリットが受けられない点に注意が必要です。例えば、免許証ケースの贈呈やチャイルドシートの無料貸し出しなどがあります。

また、交通安全協会の活動の一環として、「永年無事故運転者」や「交通安全功労者」への表彰制度がありますが、これらは会員でなければ受けることができません。

交通安全協会に入るメリットは、大きく分けて以下の3つです。加入しないことがデメリットになるかどうかは、これらのメリットに価値を感じるかどうかによります。

  1. 協賛店舗で割引や優待
  2. 交通安全に関するさまざまなサービスを利用可能
  3. 地域の交通安全活動に貢献

協賛店舗で割引や優待を受けられなくなる

交通安全協会には、全国各地に多くの協賛店舗があります。ガソリンスタンド、飲食店、宿泊施設、レジャー施設など、さまざまな業種の店舗で割引や優待を受けることができます。

割引や優待の割合は、店舗によって異なりますが、ガソリン代や食事代、宿泊代などの割引や、ポイントアップなどの優待が一般的です。

交通安全に関するさまざまなサービスを利用できない

交通安全協会では、交通安全に関するさまざまなサービスを提供しています。

具体的には、以下のようなものがあります。

  • 安全運転講習や講座
  • 交通安全イベント
  • チャイルドシートの貸出
  • 交通安全標識の設置

安全運転に関する知識や技術を身につけることができ、交通安全をより身近に感じることができます。

協会を通しての地域の安全活動への貢献ができなくなる

交通安全協会は、地域の交通安全活動に積極的に取り組んでいます。

具体的には、以下のようなものがあります。

  • 交通安全パトロール
  • 交通安全啓発活動
  • 交通安全教育

交通安全協会に入会することで、地域の交通安全活動に直接貢献することができます。なお、交通安全協会の入会は任意です。会費は、地域によって異なりますが、交通安全協会の会費は、地域によって異なりますが、1年あたりおよそ300円から700円程度です。

更新後の免許証の有効期限と同じ3年から5年分をまとめて支払うため、900円から3,500円程度の負担になります。

入会を検討する際には、自分のライフスタイルや価値観に合っているかどうかを、よく考えてみてください。

割引特典のあるSDカードは「自動車安全運転センター」が発行

特典という話でよく出てくるSDカードは、自動車安全運転センターが発行する「Safe Driver(安全運転者)カード」の略称です。交通安全協会とは別の団体が発行しています。

発行条件は、運転免許証の交付日から1年以上、事故や違反歴がないことです。発行手数料は670円で、全国の自動車安全運転センターで申込みできます。

具体的には、ガソリン代、食事代、宿泊代、マイカーローン金利などの割引や優待があります。割引や優待の割合は、店舗によって異なります。

  • ガソリンスタンド:ガソリン代1円/L引き、洗車100円引きなど
  • 飲食店:食事代10%引き、ドリンク1杯無料など
  • 宿泊施設:宿泊代5%引き、朝食無料など

SDカードの特典は、全国の店舗で受けることができます。

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